2020年7月13日
東京女子医科大学
理事長 岩本 絹子 殿
労務担当理事 内潟 安子 殿
道東勤医協労働組合
執行委員長 山本 隆幸
執行部一同 公印略
抗議文
昨今、度重なる診療報酬引き下げと患者負担増による受診抑制等により医療経営が圧迫され、運営に支障をきたす状況が広がっています。更に今回のコロナ禍が加わり大幅な減収となった医療機関が全国に存在していますが、貴職の行った「夏期一時金ゼロ」「昇給停止」等の回答は、国民の命を守る最前線で踏ん張った教職員のみなさんの心と生活を踏みにじるもので、許されない行為です。
減収の補填は人件費削減ではなく、全国医学部長院長会議等に倣い、政府に対してコロナ減収への手立てを強く求めるべきです。懸命に治療に当たってきた職員の生活と努力を無視した安易な方策は、地域や患者さんからの信頼を著しく損なうものです。
ただちに撤回し定期昇給実施、一時金の支給、そして職員と患者を中心に据えた経営への転換を強く求めます。
以上
2020年7月13日
東京女子医科大学労働組合
執行委員長 米山 守 様
道東勤医協労働組合
執行委員長 山本 隆幸
〒085-0055
北海道釧路市治水町5番6号
労働センター
事務所 電話 0154(25)5950
FAX 0154(25)5960
メッセージ
当局の定期昇給停止と一時金不支給は、労働者の生活を破壊するもので絶対に許すことはできません。
人件費を調整弁としか考えていない経営者、コロナ減収を医療機関の自己責任に押し込めようとする政府、その両方に抗議し、まともな補償と診療報酬の大幅引き上げ、医療従事者の大幅増員を求めるときです。教職員のみなさんのくらしとやりがい、患者さんと地域医療を守りきるため、当局の姿勢を何としても是正させましょう。
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